介護医療院
玉島病院介護医療院は、令和2年11月に介護療養病棟から移行いたしました。
これまで培ってきた高齢者医療・看護・介護に加え、「生活」の充実を図ります。
介護医療院とは
長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者の方々を対象とし、『日常的な医学管理』や『看取りやターミナルケア』等の医療機能と『生活施設』としての機能を兼ね備えた施設です。
≪長期療養のための医療≫と≪日常生活上の介護≫を提供します。
玉島病院介護医療院の基本方針
- お一人お一人の生きがいや自立の実現を目指し、多職種がチームとなって療養生活を支えます。
- 入所者さんの尊厳を守り、笑顔があふれ心の通い合うケアを行います。
- 明るくアットホームな施設づくりに努め、家庭や地域との結びつきを大切にします。
施設長 瀬崎 宏之
入所の対象となる方
- 要介護1~5(介護療養型病棟の実績から要介護3~5の方が中心)
- 病状が安定しており、喀痰吸引・経管栄養などの医療的管理や看護・介護が必要であり、特別養護老人ホーム等への入所が難しい方
- 要介護度が重度になり、居宅等での生活が難しくなった方
サービスの内容
- 食事・排泄・入浴などの日常生活の看護・介護
- 必要に応じた医療(経管栄養・点滴等)の提供
- リハビリテーション
- 季節の行事、レクレーション等
特徴としては
- 経管栄養や喀痰吸引等を中心とした日常的・継続的医学管理
- 医師を含めたカンファレンスによる多職種連携
- 長期療養生活を送るのにふさわしいプライバシーの尊重
- 身体拘束ゼロに向けた取り組み
- 充実した看取りやターミナルケア
- 家族や地域住民との交流
等があげられます。
介護医療院に関するQ&A
- これまでの介護療養病棟との違いは?
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費用やサービスの内容は大きな違いはありません。人員の配置も変わりありません。生活施設となるため、プライバシーを尊重しながら愛着のある物を持ち込み、アットホームな施設になります。また、生活に楽しみをもてるように季節の行事や日々のレクリエーションの充実を図ります。
「看取り・ターミナル」を支えることも重要な役割の一つです。
- 退所の基準がありますか?
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医療ニーズのある要介護高齢者が対象になりますので、医療ニーズが低くなれば退所をお勧めいたします。しかし、ご安心ください。
退所先は、利用者さん・ご家族と相談しながら決めていきます。
在宅退所のご希望があれば、話し合いを重ね、ご家族への介護指導や、外出支援等を行いながら、退所の準備を整え、在宅サービス関係者に引き継ぎます。退所後、在宅介護が難しくなれば、再び入所が出来るように調整いたします。また、特別養護老人ホーム等の待機期間は当院で看させていただきます。
お問い合わせ
- 問い合わせ先
- 公益財団法人弘仁会 玉島病院 医療相談室
- 電話番号
- 086-522-4141